コミュニケーション

「一瞬で信頼関係が築けます!」にご用心

ラポール≠信頼関係

NLPやその他のコミュニケーションのセミナーの告知で「一瞬で信頼関係が築けます」と言った宣伝文句に、決して引っかかってはいけません。

対人緊張・対人恐怖など人を信じられず、人間関係を築くことに困難を感じている人たちが

「何とかしなくちゃ・・・!」の一心で、

こうしたセミナー(しばしば高額です。だからこそ「こんな高いお金を払うのだから、効果があるのかも」と思ってしまいがちです)を受講することがあります。

これらのセミナーで、講師が伝えられるのは「ラポール」と言う「息が合った状態」「互いの脳の、同じ神経回路に電気が走っている、シンクロしている状態」を素早く作る「方法」だけです。
具体的には、同じ姿勢で座りましょう、相手を見て、タイミングを合わせてうなづきましょう、相手の言葉をバックトラックしましょう等々です。

このラポールは信頼関係のほんの入り口に過ぎません。

またどんなラポール形成の名手でも「誰に対しても、どんな場合でも」一瞬でラポール形成が出来ることはあり得ません。

ラポール形成と、信頼関係を築くことは全く別のものです。
詐欺師やナンパ師もこのラポール形成能力に大変長けています。

「一瞬でラポールを築く」ことはあり得ます。

しかしどんな人間関係も、信頼関係を築くには、責任を担うこと、嘘をつかず約束を守ることなどを通し、誠実さが互いに伝わり合う、地道なプロセスが必要です。努力と時間が必要で、また壊れる時は一瞬です。傷ついた信頼関係を修復するには、築いた時以上の努力とエネルギーが必要なこともあります。

「一瞬で信頼関係が築けます」のうたい文句は、その講師の無知・無理解か、人の弱みにつけこんだ悪質な歪曲かのいずれかです。
いずれにせよ、受講はお勧めできません。

人が怖いのは、「生き延びるため」の脳の学習

人が怖い、人を信じられないのはラポール形成云々とは全く違う次元のことです。

それは辛いことだけれど、そう思わないと生き延びていけないからこそのものです。

その人を生き延びさせようとして、守ろうとして、脳が、人を怖れることを学んでくれたのです。
あたかも、生き延びるために、地震や火は「怖いものだ」と人間が学んだように。

だから、そうした講座を受けたけれど、やはり人を信じられなくても、人が怖いままでも

「やっぱり私はダメなんだ」とか
「こんな私がこれから生きてたって何になるんだ」とか

思う必要は全くありません。

無料ステップメール「自分を大切にする7日間のレッスン」

自尊感情を高めるとは、自分を大切にすることと言い換えても良いでしょう。
「でも、具体的に何から始めたらいいの・・・?」の声にお応えして7日間のレッスンにまとめました。

《レッスンの一例》

● 体の声は心の声・体の状態に耳を傾ける
● 望まない人間関係に心の中で「No」を言う
● 「今・ここ」を生きるための自分への質問

Pradoの心理セラピー・セッションでお伝えしている内容を含んでいます。

どんな自分も否定せず、そのまま見て、耳を傾けることで「生きやすさ」は増していきます。
自分を大切にすることで、打たれ強く、柔軟で、ぶれない心を・・・!

 

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