自尊感情を高める7つの習慣

自尊感情を高める7つの習慣② 魂の成長課題を見い出す

私たちに「目覚めの時」を教えてくれる「人生のアラーム」

「どんな不快な感情も感じてOK」が出来るようになったら、ただ不快な感情を感じっぱなしにするのではなく、向き合っていく作業が必要です。

私たちのどんな感情や反応も、私たちの潜在意識の中に入っているパターンが生み出しています。
同じものやことに触れたからと言って、全ての人が同じ反応をするわけではありません。
人間の反応がことごとく異なるのは、それぞれに持っているパターンが違うからです。

また不快な反応が出るからと言って、全てのパターンを変えなくてはならないわけではありません。電車の中でマナーが悪い人を見かけたら、嫌だなと思う、こうした反応をなくす必要はありません。

何か自分を制限し続けているような反応、同じ愚痴、不平不満、トラブルが何度も出てくる、即ち悩みや問題とは、人生のアラームが鳴っているサインです。

アラームは私たちの「目覚めの時」を知らせてくれています。私たち人間は長い人生を、何度も「目覚めながら」成長し、生きて行くのでしょう。
より高いステージに上がればこそ、新たな課題が出てくる、つまりアラームが鳴る時もあります。

このアラームに耳をふさぎ、「なかったこと」にし続けると、より音量が大きくなります。つまり、問題や症状がより深刻になります。

そして私たちの人生の時間は誰しも有限です。

またこのアラームは、ここに私たちの魂の成長課題がありますよ、と教えてくれています。
私たちの魂の何かが足りない、何かを必要としていると訴えているサインです。その何か、つまり成長課題を果たさない限り、真の魂の平安はありません。

別の言い方をすれば、「ピンチはチャンス」ということです。

そしてこの成長課題を積み残し、先送りにすればするほど、それと向き合う時の痛みが大きくなります。

魂の成長課題を果たすことが真の癒しであり、解放

自尊感情が豊かな人、自分に自信があり、自然体にのびのびと生きている人であっても、この魂の成長課題が来ているのは同じです。この課題が小さなうちに早め早めに向き合い、乗り越える習慣がついているので、「いつも楽しそう」に見えるだけです。

子供時代を子供らしく過ごすことが出来なかった人の中には、この魂の成長課題を積み残してしまった人が少なくありません。
子供時代を子供らしく過ごすことが出来なかったことそのものは、決してその人の責任ではありません。
また起きた出来事そのものは、自分の責任ではないトラウマ(虐待、いじめ、事故や災害など)もあります。

しかしどんなに理不尽であっても、これらのトラウマを乗り越え、魂を成長させなければ同じ苦しみは続いてしまいます。そしてこれはどんなに辛くても自分自身が果たしていくしかありません。

当Pradoのセッションでは、クライアント様のお話の中から、この「魂の成長課題」を探っていくことを重要視しています。

人は問題(今起きている困ったこと)はわかっても、課題(自分が取り組むべき、問題解決につながること)はわかっていないことが往々にしてあります。感情が動揺している時は、尚更です。ただ問題から課題を抽出しない限り、同じ問題は続きます。

しかしまた人は、思考パターンの癖に自分ではなかなか気づけず、堂々巡りになりがちです。この堂々巡りがまた、心のエネルギーを奪い、自尊感情を下げてしまいかねません。

この魂の成長課題を知り、果たしていくことのみが、その人を真に解放し、癒すと信じてやみません。

「苦悩のない人間は、人間性を失う」

愚痴、悪口、不平不満、これらが出るのは一向に構わないのです。
これらにはまり込んで堂々めぐりになるか、或いはナルシシズムと結びつき、「悲劇のヒロイン」になって不幸に酔ってしまうことが、ご自分と周囲に役に立たない事を引き起こします。

「しかしこれは言っておかねばならない。
苦悩ということは、人間にとって極めて大切な要素だということです。
苦悩のない人間は、人間性を失う。
神も人も見なくなる」

曽野綾子「哀歌」より

私たち人間には、愚かさや弱さや惨めさを通り抜けることでしか得られないものがあります。
愚痴、悪口、不平不満、その中にその人ならではの人間性を回復する小道ー魂の成長課題ーが潜んでいます。

魂の成長課題とは、例えば自己受容、コミュニケーション、自分と他者の間に境界線を引くこと、親との葛藤、配偶者や子供との分離・自立、自分の価値観・信念を探り、人の目を過剰に気にしないようになること、などが多いです。

もう少し具体的に言うと、「次に似たようなことが起きた時、より役に立つ、違った反応と選択が瞬時にできること」です。私たちの人生は、反応と選択の終わりのない連続とも言えるでしょう。

自分の外側で起きた出来事は、必ずしも自分の責任とは限りません。しかしそれをどう受け止めるか、どう反応し、次に何を選択するかは、完全に自分だけのものです。だからこそ、心理セラピーが奏功します。

「あの人どうにかして」からの解放・反応と選択は自分のもの

ですから、「だって誰それが~と言うから、~するから」から抜け出さない限り、永遠に自尊感情が高まることはありません。心理セラピーは、全ての人が結果を出せるわけではない所以です。

セラピー・セッションを受けるのではなく、自分自身で向き合う場合は

「何が違っていたら、この不快な反応は起きなかっただろう」
「本当はどうしたかった/どうしてほしかったのだろう」
「もし今後、似たような事が起きた時、自分はどのように反応し、振る舞えれば良いだろう」
「この経験は、どんな新たな学びのために来ているのだろう」

などの質問を自分にすることが役立つでしょう。

すぐに答えは返ってこないかもしれません。
しかし脳は、質問の答えを探し続ける機能があります。
自分の内側から湧きあがってくることもあれば、他人の口を通して、或いは、本やTV、ネットの記事などを通して答えを運んできてくれることもあります。

それでもなお、弊社のセラピー・セッションにおいても、この魂の成長課題をさぐるには、それなりの時間と、セラピストの診立ての力量が必要です。弊社のセッションが2時間と、比較的長い時間設定をしているのはこのためです(通常は、短くて50分、長くて90分)。自分一人でも見出せる事柄なのか、やはり援助が必要なのか、その見極めをする客観視の姿勢も、自尊感情を高めるために大切です。

無料ステップメール「自分を大切にする7日間のレッスン」

自尊感情を高めるとは、自分を大切にすることと言い換えても良いでしょう。
「でも、具体的に何から始めたらいいの・・・?」の声にお応えして7日間のレッスンにまとめました。

《レッスンの一例》

● 体の声は心の声・体の状態に耳を傾ける
● 望まない人間関係に心の中で「No」を言う
● 「今・ここ」を生きるための自分への質問

Pradoの心理セラピー・セッションでお伝えしている内容を含んでいます。

どんな自分も否定せず、そのまま見て、耳を傾けることで「生きやすさ」は増していきます。
自分を大切にすることで、打たれ強く、柔軟で、ぶれない心を・・・!

 

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