自尊感情を高める7つの習慣

自尊感情を高める7つの習慣⑥ 価値観を明確にする

「辛い気持」の中に潜む「価値観」「何を大事に生きているか」

人が心が深く傷つくのは、自分が大事にしていたものを傷つけられた時です。
どうでもいい、というのは一つの救いで、どうでもいいことには私たちは余り悩みません。

クライアント様のお話に耳を傾けている中で重要視していることの一つは、クライアント様の価値観は何か、人生において何を大事にされているのかを探ることです。

価値観のない人はいません。しかし多くの人は
「貴方は何を大事に生きていますか?」
と尋ねられても通常即答できません。

これは価値観は、顕在意識(頭)ではなく潜在意識(心)のレベルのことだからです。
つまり人は常日頃余り意識できていません。

人は自分が大事だと思っていることを大事にできていない時にフラストレーションを感じます。
その反対に、少々大変なことでも「心からこれが大事だ」と思えていることならそう苦にはなりません。

また、どんなに簡単なことでも意義を見つけられない、「どうしてこんなことしなくちゃならないの?」と思うことには中々手がつけられない、そう言う経験をした人も多いでしょう。

楽が出来ること、嫌なことが起きないことが必ずしも自尊感情を高めるわけではなく、それが人間の真の幸福というわけでもありません。

自分にとって価値のある、意義深いことに心から取り組んでいる時にこそ、自尊感情は高まります。

価値観が明確になると「ぶれない自分」に

また価値観は、その人のアイデンティティの土台になるものです。

能力や評価がその人の自信に必ずしもなるわけではありません。これらは「失われうる」ものだからです。
「何を大事に生きているか」が明確な人が、能力や評価に関係なく、真に自信のある、いわゆる「ぶれない」人なのです。

かつてユニクロの柳井社長と、日本電産の永守社長が対談された時、最初から最後まで「好き嫌い」の話だったそうです。
価値観とは「好き嫌い」でもあります。
柳井さんや永守さんのような立場にいる人は、日々重い決断の連続です。彼らの安くないお給料はその「決断代」です。

そしてあれくらいの立場になると、A案B案C案のいずれも、最初から「これはダメだろう」と言うものは上がってこず、「やってみなければわからない」類のものになります。
ですから結局、自分の「好き嫌い」で決断するしかなく、その感度を如何に磨いているかにかかってきます。

「自分で決めて生きる」ために

心がしんどい人の多くは、自分の中に好きなものも嫌いなものもいっしょくたにして入れてしまっています。
何が好きで嫌いかは、自分にしか判断できません。

「これは好きじゃない」「良いか悪いかはわからないけれど、私はこれは採用しない」ものは、自分で自分の外側に出す必要があります。他の人にその作業を任せることはできません。

判断に迷う場合、信頼できる人に相談することも、すぐには決めずに保留にすることも役に立つでしょう。時には時間をかけて、あらゆる角度から検討することも大切です。しかし最終的には自分で決めるしかありません。

そして「自分で決めたこと」に従って生きる、このことが自尊感情を高めます。
それは望んだ結果にはならないかもしれません。しかし「自分で決めたこと」ならそれをフィードバックとして受け止め、修正しようという気持ちになれます。

「他人が決めたこと」は責任を持たなくてすむ反面、上手く行っても達成感はそれほど感じられません。失敗しても「あの人がやれと言ったから」と真剣に反省しようともしません。結果、自尊感情にはつながりません。

私たちは「好きなこと」「感動すること」にも自分の価値観を見つけられますが、「傷ついたこと」「嫌だったこと」にも同様に見つけられます。

つまり別の角度から言えば、価値観を明確にするとはルンルンで楽しいことばかりではなく、「嫌なもの」に敏感になることもまた増えます。
ですから、習慣①の「ネガティブな感情を受け止める」が非常に重要になるのです。

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自尊感情を高めるとは、自分を大切にすることと言い換えても良いでしょう。
「でも、具体的に何から始めたらいいの・・・?」の声にお応えして7日間のレッスンにまとめました。

《レッスンの一例》

● 体の声は心の声・体の状態に耳を傾ける
● 望まない人間関係に心の中で「No」を言う
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Pradoの心理セラピー・セッションでお伝えしている内容を含んでいます。

どんな自分も否定せず、そのまま見て、耳を傾けることで「生きやすさ」は増していきます。
自分を大切にすることで、打たれ強く、柔軟で、ぶれない心を・・・!

 

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