自尊感情を高める7つの習慣

自尊感情を高める7つの習慣③ 課題を達成した自分に意識を向ける

問題にはまり込むのは、問題だけに意識が向いているから

魂の成長課題を見つけた後は、それを達成した自分に意識を向ける段階に入ります。
人は問題だけに意識を向けていると、問題の先には行けず、問題にはまり込んでしまいます。

しかし、問題にはまり込んだままだと気が滅入りますし、そうすると否が応でも自尊感情が低下します。

しっかり気持ちを吐き出した後は、「次に似たような事が起きた時、どのように違った反応・ふるまい・選択をしたいか」を考える段階に入ります。

これが「課題を達成した自分に意識を向ける」ということです。

似たような「嫌なこと」はやはり起こりえます。私たちが本当にしばしばやってしまうのは、「嫌なことが起こらないことをひたすら願う」ことです。ブラック企業だとか、暴力をふるう配偶者や恋人から逃げるなど、「その場を立ち去るしかない」こともあります。

しかし「もう二度と同じ選択はしない」自分にならない限り、また同じことが繰り返されます。

達成した自分をイメージした時、「快」の感情が湧きあがるか

魂の成長課題が「自信を持つ」なら、かつて「自分に自信がない」と感じた場面をひとつ取り上げます。

それが「クレームの電話対応で脚がガクガク震えて、却ってお客様を怒らせてしまい、自信を喪失した」場面だとしましょう。

自信のある自分なら、「クレームの電話に落ち着いて対応できている」になりますね。

そして、かつてはうまく出来なかった場面で、どのように違ってふるまっているのか、そのときに自分は何を見て、何を聞いて、何を感じているのか、五感すべてを使ってイメージしてみましょう。

電話に出ている自分の声はどうでしょうか?かつては心臓がバクバクしていたのなら、それはどう違っているでしょうか?

脇にも背中にもびっしょりかいていた汗はどうなっているでしょう?ブルブル震えていた手や脚はどうでしょうか?

「ああ、すごく落ち着いていて、丁寧な声で話しているなあ、汗もかいていないし、手も脚も震えず、しっかりメモが取れているなあ。結果、怒っておられたお客様も、落ち着いてお話しされてるなあ」など。

五感すべてを使ってイメージすると、脳は現実と非現実の区別をつけないので、「すでに出来たもの」と認識します。
それを達成した場面を五感を使ってイメージし、そしてそれに喜び、自分に対する自信、安堵感等、快の感情が湧きあがってきて初めて、脳はGOサインを出します。

人がなかなか目標を達成できないのは、多くの場合、能力が足りないからでも、努力が足りないからでも、後ろ向きな性格だからでもありません。

特別に能力が高いわけでも、夜も寝ずに頑張ってるわけでもないのに、目標を次々達成できる人は、この脳の使い方のコツがわかっているのです。
そして現実にそれをする時は、脳にとっては2回目です。どんなことでも、1回目より2回目の方が簡単です。

当Pradoの心理セラピーをご希望の方は、初回のセッションの前に、セッション完了後にどのような自分になっていたいか、肯定文で(「~ない」という言葉を使わずに)「~な私」或いは「~が出来ている私」「~の振舞いをしている私」
(例:「落ち着いて人前で話せる私」「家族の話に耳を傾けている私」「毎朝明るい気持ちで起きている私」など)という表現で考えてみて下さい。1つ~3つ以内でお考えください。

ただし、ほぼ全てのクライアント様が、最初から上のクレーム対応の例のように細かくは考えられません。これは当然のことで、最初から完璧にできていたら、そもそもセラピーを受ける必要はないからです。

この宿題をお出しするのは、脳に「問題から目標へ」の方向付けをさせるためと、それをやっても良いと脳が許可しているかを確認するためです。

心身ともに疲労困憊している時は、「それを考えるのもしんどい」でしょう。そうした時は、まず休養することの方が重要です。

目標を「”問題よりも”大きく、色鮮やかに、はっきりと」思い描く必要性とは

この世の多くの目標が達成しないのは、様々な理由がありますが、一つには言葉だけのスローガンに終わっていることがあります(会社の目標「今月の売り上げ○○万円達成!」など。)。

単に言葉だけのスローガンでは不十分です。

脳はそれが自分がほしいものであっても無くても、
「大きく、色鮮やかに、はっきりと」
したものを重要だと思い込みます(この原理を最もよく理解しているのは広告業者です)。

どの自己啓発本にも
「目標を明確にしなさい、ありありと目に浮かぶようにビジュアライゼーションしなさい」
と書かれているのは、放っておくと「目標」より「問題」の方が、「大きく、色鮮やかで、はっきり」になるからです。

そして脳がより「大きく、色鮮やかに、はっきりと」した問題の方に勝手に意識を向け、結果的に「問題にはまり込む」事態を招きます。

「問題」は現実に起こっていることで、「目標」はまだ現実になっていないことですから当然と言えば当然です。
脳は「あいまいなもの」を嫌い、「はっきりしたもの」を好みます。ここに善悪や事の軽重は関係ありません。

上記のクレーム対応の例のように、「それをやれている自分」を俳優さんが演じられる位にありありと描けてこそ、脳のナビゲーションシステムに「番地まで入力した」ことになります。

人は脳のナビに「行きたくない所(問題)」や、「漠然とした行きたい所(兵庫県とか、西宮市とか)」を入力して、「何で行きたい所へ行けないんだ!」と不平を言い続けます。番地まで入力しなければ、どんな優れたナビでも機能しません。

当Pradoの初回のセッションは、2時間を使って目標設定の意義の説明と、実際の目標設定を行います。

そして2回目以降は、この初回に設定した目標を達成するための、更に手前にある小さな目標をクライアント様のお話の中から拾い上げ、脳のナビに設定をする、これを必ず繰り返しています。

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自尊感情を高めるとは、自分を大切にすることと言い換えても良いでしょう。
「でも、具体的に何から始めたらいいの・・・?」の声にお応えして7日間のレッスンにまとめました。

《レッスンの一例》

● 体の声は心の声・体の状態に耳を傾ける
● 望まない人間関係に心の中で「No」を言う
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Pradoの心理セラピー・セッションでお伝えしている内容を含んでいます。

どんな自分も否定せず、そのまま見て、耳を傾けることで「生きやすさ」は増していきます。
自分を大切にすることで、打たれ強く、柔軟で、ぶれない心を・・・!

 

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