① 《人生を登山に例える》
これまでの人生を、長い長い登山に例えてイメージしてみましょう。
あなたは、これまで山あり谷ありの人生を、全て乗り越えてここまでやってきました。いくつもの上り坂や下り坂、険しい岩場や心癒されるお花畑、雪に覆われた道、さわやかな渓谷、そういった道を自分の二本の脚で歩いて来たとイメージしてみましょう。。
② 《今は道のりのどのあたりに》
あなたは、この長い道のりの、どのあたりにいるのでしょう。あなたの後ろにはこれまで歩いてきた長い道のり、そして前方には、これから歩んでいく道がずっと伸びています。
今、あなたが立っている場所は、どんな場所ですか?見晴らしの良い尾根を歩いているのでしょうか?それとも、樹林帯の中でしょうか?もしかすると、大きな岩に阻まれて、進みあぐねているのかもしれません。
③ 《もう一人の自分が空から》
あなたの体をこの道に残したまま、もう一人のあなたが空高く飛び上がっていきましょう。
あなたの人生の道全体が見渡せる位高く、高く飛んでみましょう。
④ 《地上の自分の声がけ》
空高く飛んだあなたは、これまで乗り越えてきた長い道を一目で見ることが出来ます。
今、前を向いて一生懸命歩いている地上のあなたが、もう忘れ去っているかもしれないこれまでの長い道のり。「いつも、よく頑張ってきたね。そして今も、よく頑張っているね」と地上のあなたに声をかけてあげましょう。
⑤ 《更に高い山》
地上のあなたが「あれが頂上だ!」と思っているその先に、まだ高い山がそびえているかもしれません。大丈夫、あなたは、その先のもっと高い山へ到達できるでしょう。
何故なら、空高く飛んでいるもう一人のあなたが、ルートを先に俯瞰して見ているからです。そのルートは、更にチャレンジンがいる、しかし達成可能なルートです。
あなたは空から、地上のあなたに「大丈夫、辿り着けるよ」と教えてあげることができるのです。
⑥ 《岩に阻まれている自分に》
もし、地上のあなたが、岩に阻まれて悩んでいるとしたら、空にいるあなたはどんな言葉をかけてあげますか?今、あなたが、大きな岩のように感じている事柄は、あなたの人生全体にとって、どんな意味や、気づきを与えてくれるのでしょう。
もしかすると、この岩の先には、尊い学びや、使命が待っているのかもしれません。空にいるあなたは、この岩の先に待っているものを、地上のあなたに教えてあげてもいいのです。
⑦ 《目の前の岩ではなく、もっと大切なこととは》
また、もしかすると、目の前の岩ではなく、本当はもっと大切なことに心を向ける必要があるのかもしれません。
空にいるあなたには過去の道も、現在も未来の道も全部わかっています。ですから、地上のあなたに必要な言葉を、かけてあげることができます。
⑧ 《空から見ている自分が、いつでもメッセージを》
これからまだ、長い道のりを歩いていくあなたは、いつも空から俯瞰しているあなたから、いつでも必要なメッセージを受け取っていいのです。
安心した落ち着いた気持ちが満ち溢れてきたら、ゆっくり目を開けましょう。