【境界線への他者からの抵抗③】今まで得ていたメリットを失う
「No」と言った結果、失うもの 境界線を育て、維持するのが難しいのは、相手からの怒りや罪悪感で操作されること以外にも、「それまで得ていたものを失う」からでもあります。 本書に挙げられた例で、裕福な父親 […]
「No」と言った結果、失うもの 境界線を育て、維持するのが難しいのは、相手からの怒りや罪悪感で操作されること以外にも、「それまで得ていたものを失う」からでもあります。 本書に挙げられた例で、裕福な父親 […]
怒りよりもわかりにくい罪悪感による操作 他者からの抵抗で、怒りよりもわかりにくいのは罪悪感による操作です。罪悪感で操作されていても、こちらは氣がついていないこともあります。そうすると味を占めた相手は更 […]
境界線を育て、維持する際に起こりうる抵抗 自分独自の価値判断基準(何が大事かに基づき「私はこう思う。これを選ぶ」という態度。自分軸とも呼ばれるもの)と境界線(「No」を言える)は、自分自身の人生を生き […]
職場での問題は境界線の欠如に起因する 仕事は単なる生活費を稼ぐ手段だけではなく、社会とのつながりを実感し、また社会人としての成長や、そして生き甲斐をも得られるものです。 自分の労力、才能、時間を他者や […]
結婚ほど境界線の混乱が起きやすい人間関係はない 境界線とは分離自立のためであるのに対し、結婚は元々他人だった二人が一つの単位を作るものです。恋愛時代はそれこそ互いの感情と情熱だけで成り立っていても、結 […]
役割責任がない、好意と愛着だけで結びつく友情だからこそ 親子、夫婦、職場の人間関係とは異なり、プライベートの友人関係には役割責任がありません。互いの好意、愛着、共感だけがベースになっています。友人を「 […]
※この記事の前編は以下のリンクよりご参照ください。 ⑥評価の原則・「No」がもたらす痛みを肯定的に評価する 「No」を言うことは、しばしば相手に痛みをもたらします。「人を傷つけたくない」氣持ちが強い人 […]
「No」を言う以前に、毎日をどう生きるかの原則 境界線の基本的な言葉は「No」であると、以前の記事でも述べましたが、これは目的というよりも、自分とは何者かであることを明確にし、人間らしさの中核である自 […]
※この記事の前編は以下のリンクよりご参照ください。 ⑤「でも、境界線は私の怒りを表す」 境界線を持たず、何でもかんでも言われるがままだった人が、自分の限度・限界を定め、境界線を引き始めると、それまで感 […]
「Yes」と言う方が楽、でも楽が正しいとは限らない きちんと境界線を引いて、「No」が言えるようになりたい、そうは思っても「でも・・・」とためらい、自分を引っ張ろうとする心の声が聞こえてくるかもしれま […]