Prado心理セラピーの特徴

人はメリットのないことはしない、頭では望まないことでも

頭では望まない、行動・反応・信念を憎みたくなるのは人情ですが

ついやってしまう、頭では望んでいない行動や、信念(思い込み・考え方)、これらを変えていくお手伝いをするのがセラピー・セッションです。
これらを「問題」や「症状」と名付けることもあります。

頭では望んでいないし、後悔の念が湧いてくることもあるので、人はこれらの行動や信念を憎みがちです。
(「何で私はこんなことをやってしまうのだろう/こんなこともできないのだろう」「何で私はこんなに人の目が気になるのだろう」「何でやる気が出ないのだろう」等)

そういう自分を情けなく思ったり、歯がゆく思うのもまた人情です。開き直ってしまえないからこそ、情けなく思ったりもするのでしょう。

しかしこれらをやり続けると、自分いじめ、つまり自己虐待になります。
自己虐待をすると自尊感情が低下してしまいます。そしてまた、自尊感情が低下すると客観視する力、即ち問題解決能力が下がるという悪循環が生じます。

潜在意識は私たちに「良いもの」を与えよう与えようとしています。

潜在意識の中には無数の「自分」がいます。どんな人の中にも「優しい自分」もいれば「冷たい自分」もいますし、「さあ、頑張るぞ!」の自分も、「ああ、今日は休みたい」の自分もいます。
そしてどの自分も必要ですし、役に立つ場面があります。

潜在意識の中のどの自分も、私たちに「良いもの」を与えようとして働いています。言葉を変えれば何らかのメリットです。
人はどんなに道義的に反していても、自分を結果的に不幸にすることであっても、「メリットのないことはしない」のです。
そして厄介なことに潜在意識は判断が出来ません。

「あの取引先に早く電話しなくちゃ・・でもあの担当者と話すと嫌な気持ちになるんだなあ」そう思うと中々電話に手が伸びません。色々言い訳をして先延ばしにしてしまいます。

「あの取引先に早く電話をすべき」という判断は顕在意識が行っています。そして潜在意識は「あの担当者から受ける不快を避ける」ために顕在意識の8~9倍の力で引っ張っています。つまりここにメリットがあります。

こうした場合、割とよくやるのは「電話を先延ばしにすると、もっと困ったこと、つまりさらに大きな不快がやってくる」とイメージし、「取引先に電話をする不快」を手放すことです。俗に言う「お尻に火をつける」ということです。しかしこのやり方ばかりだと、仕事が楽しくなくなりますね。

自分の中の行動・反応・信念(考え方)を変えたい、と思った場合、それをすることで得ていたメリットを、新たなより役に立つ行動・反応・信念に引き継ぐことが必要です。

これなくしていきなり行動・反応・信念(考え方)だけを変えることはできません。上記の例だと、例えば「あの担当者に感情的にならないよう、境界線を引き直す」などとした方が「不快を避ける」メリットのためにはより建設的でしょう。

また別の例で、「間食をやめたい」と思っていたとしましょう。間食をやめれば、ダイエットにも良いし、健康にも良いです。しかし中々やめられない・・これは間食によって得ているものがあるからです。
間食をもしやめたとしたなら、どんな「困ったこと」が起こるか自分に質問してみるとわかりやすいでしょう。

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間食のメリットが「ストレス解消」だったとします。この「ストレス解消」を別の選択肢で満たすことが重要です。間食で得られたのと同じくらいの「ストレス解消」を、一つに頼り切るのではなく(一つだけに絞ると、それが出来なかった時にまた「間食」に戻ってしまいます)、複数の選択肢で得るのがコツです。

そしてその選択肢の中には、間食と同じくらい手軽で、すぐに一人でも出来ることを入れておくと良いでしょう。

非常に多い肯定的意図「安心・安全を得たい」

当Pradoのセラピー・セッションでは、この「変えたいパターンの肯定的意図(メリット)を新たなパターンに引き継ぐ」を行っています。
そして多くの場合「安心・安全を得たい」が肯定的意図になっています。

安全・安心の欲求は、マズローの欲求段階説では二番目に根源的なものです。図2-2_page0001

【マズローの欲求段階説】

現代の日本社会では、物理的身体的安全・安心はほとんどの場合確保されているでしょう。
しかし、精神的な安全・安心は必ずしもそうではないようです。

参考:自己中と自尊感情の違い

私たち現代の日本人は、余りにも便利で快適な環境に慣れ過ぎ、かつてと比べてストレス耐性が低くなっています。その一方で時代の変化が加速度的に早くなり、中々対応しきれていません。
精神的な安全・安心を希求するのは時代の流れかもしれません。だからこそ、不安を感じたとしても「自分は困難を乗り越えられる、乗り越えてきた」と自己認識を新たにする必要があるのでしょう。

「以前は役に立ったけれど、今は役に立っていない」心の服を着替える

こうして「新たなパターンに引き継いでいく」とは、心の服を着替えると例えられます。
高校生の頃まで来ていた制服は、高校生の自分にはふさわしかったけれど、卒業してしまったらもうふさわしくありません。
しかし心の服は目に見えないので、もう社会人になっているのに高校の制服を着たまま、というようなことが起こっています。
制服に限らず、その年齢や立場に応じて、私たちは生涯服を着替え続けます。

服そのものが悪いわけでも、服を着ている自分が悪いわけでもありません。ただ、状況に合っていない、心の服は目に見えないので気がつかなかった、というだけです。

そしてセラピストは、新たな服を提案したり、着替えを手伝うことはありますが、無理やり新たな服を着せることはできません。
クライアント様がご自身で「この新たな服を着よう」と決めることが何よりも大切です。

無料ステップメール「自分を大切にする7日間のレッスン」

自尊感情を高めるとは、自分を大切にすることと言い換えても良いでしょう。
「でも、具体的に何から始めたらいいの・・・?」の声にお応えして7日間のレッスンにまとめました。

《レッスンの一例》

● 体の声は心の声・体の状態に耳を傾ける
● 望まない人間関係に心の中で「No」を言う
● 「今・ここ」を生きるための自分への質問

Pradoの心理セラピー・セッションでお伝えしている内容を含んでいます。

どんな自分も否定せず、そのまま見て、耳を傾けることで「生きやすさ」は増していきます。
自分を大切にすることで、打たれ強く、柔軟で、ぶれない心を・・・!

 

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