企業・団体様向け コミュニケーション研修&個人セッション

コミュニケーションと自尊感情、チームワークには関連性があります。

どの組織であってもコミュニケーションを良くし、チームワーク力を高めて成果を出すことを目指していることでしょう。
ただコミュニケーションをスキル・テクニックレベルでとらえていると、表面的には上手く行っても、真の信頼関係を築くまでには実は至りません。

その時限りの浅い間柄なら、同じ姿勢で座り、同じタイミングで相槌を打ち、相手の言葉をオウム返しにするだけでも、それをされないよりかは相手は快く感じ、良好な雰囲気を演出することはできるでしょう。

しかし、職場の仲間や、長期的な取引先やお客様であれば、もっと深いレベルでの信頼関係が必要です。
コミュニケーションスキルはこの信頼関係を築くためのものであり、「上手い事を言って相手を自分の思い通りに動かす」ためのものではありません。
コミュニケーションはテクニックではなくその人のあり方の発露である、と弊社Pradoでは考えています。

テクニックではなく、メンバー一人一人の自尊感情の高さが、コミュニケーション力、引いてはチームワーク力に反映されます。
自分を大切にできている人は、いわゆる型どおりのテクニックを知らなくても、相手を大切にできます。
そして真の信頼関係を築くことが出来ます。

自分を卑下し、いじめ、或いは他人を見下したり依存したりすることで心の安定を得ようとする人が、テクニックだけ学んでも真のコミュニケーション力は残念ながら上がりません。

「コミュニケーションの変容(Transforming Communication)」を導入します。

弊社Pradoが導入する「コミュニケーションの変容(Transforming Communication)」(TC)は、紛争地の葛藤の解決のためにも使われています。
人間同士の葛藤の62%は、価値観の対立です。

このTCは価値観の対立そのものをなくしてしまうのではなく、価値観が対立している両者が、お互いを理解し、尊重し合うコミュニケーションをすることを目指しています。

そしてこのTCは、世界の紛争地のような「遠いところ」だけではなく、家庭や職場など、私たちの日常から使っていくことができます。
どちらかがどちらかをやりこめたり、しぶしぶ服従したりではなく、お互いを尊重し合うこと、これがTCの思想の土台です。

このTCはニュージーランド在住の世界的NLPトレーナー、リチャード・ボルスタッド博士が開発しました。ボルスタッド博士は世界中の紛争地でこのTCを教え、またトラウマケアを精神科医・カウンセラー・心理療法家に教えています。

ボルスタッド博士は20年以上毎年来日され、日本人NLPer向けにトレーニングを開催されています。
弊社Prado代表足立は2012年より毎年ボルスタッド博士のトレーニングを受講しています。
2015年にはニュージーランドにて「TCインストラクタートレーニング」を受講し、TCインストラクターの認定を受けました。

中心スキルは「反映的傾聴(リフレクティブ・リスニング)」と「私(I)メッセージ」

コミュニケーションの勉強をしたことがある人の中には、「反映的傾聴(リフレクティブ・リスニング)」と「私(I)メッセージ」について聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれません。

反映的傾聴は相手の言葉をそのまま言うこと(「今日は忙しかったなあ」「忙しかったのね」)から始まり、相手の心の中で何が起こったのかを判断を下さずにー批判も賞賛もせずにー映し返す(「あの人、嫌な人なのよ!」「(嫌な人なのね、ではなく)余程嫌な思いをしたのね」)技術です。

また私メッセージはこの逆で、自分の心の中で起こったことを「客観的な事実に即して」伝える技術です。
(「あんたはいっつも遅刻して!迷惑なのよ!」ではなく「あなたが今日のミーティングに15分遅れた時、他のメンバーは話し合いに入れませんでした。ですからまとめ役の私は困ったんです」)

この二つが、TCの中心スキルとなります。

「心の中では何が起こってもOK」が体得されない限り、研修を受けても実践できません。

これらのスキルを使えるようになるためには、練習ももちろん必要ですが、前提として「心の中では何が起こってもいいのだ」が使う人の腑に落ちている必要があります。

ネガティブな感情は感じてはいけない、怒ったり、憎んだり、妬んだりする自分は醜いとか、心が狭いとか思っていると、私メッセージで「心の中で起こった事を伝える」はできませんし、反映的傾聴で相手の心の中で起こった事をそのまま言葉にして映し返すこともできません。

感じることと、それをどう表現したり、処理したりするかは別の事なのですが、往々にしてそれが混同されています。
特に「いい子」で育ってきた人ほどネガティブな感情を押し殺し、否定する傾向があります。
これが更に行き過ぎると「自分が何を感じているかわからない」が起こります。
そうすると「何を伝えていいのかわからない」になってしまいます。

もしくはいわゆる「文句たれ」にも、「あの人が私をこんな嫌な気分にさせた」という被害者意識があります。
その被害者意識の裏には「ネガティブな感情を感じることはよくないこと(だからこんな目に遭わされた)」があります。だからこそ文句が出るのです。

腹を立てても、悔しがっても、不平不満を感じても良いのですが、「それは良くも悪くも自分自身の反応だ、全ての人が同じように感じるわけではない」と受け止める力が弱いと、そのまま感情をまき散らし、周囲の士気を下げてしまいがちです。

心の中で起こることは全てOK、自分の反応そのものを受け止める力を養ってこそ、反映的傾聴も私メッセージも使えるようになります。

学んだスキルを現場で使えるための個人セッション(オプション)

コミュニケーションはその人の心の発露です。
上記のような「心の中では何が起こってもOK」と思えない人に、他人が言葉だけで「何を感じてもいいんですよ」と伝えても「頭ではわかってるんですけれどね・・・」になります。
今その人が「心の中では何が起こってもOK」と思えないのにも、その人固有の理由があります。
そしてそれは、普段はまず意識できていません。
だからこそ個人セッションで、自分の心と向き合っていくプロセスが必要なのです。

弊社Pradoは個人向けのセラピー・セッションを手掛けていますが、家族間のコミュニケーションの問題を抱えているクライアント様も多くいらっしゃいます。
そうしたクライアント様には、「何を感じてもOK」と自分に許可を出せるプロセスと、このTCスキルを練習し、実践してもらうことの両輪が必要です。

これに真剣に取り組んで下さったクライアント様からは、御家族や、職場の人間関係が激変した、という御報告を頂いています。
同時に、自分に自信を持てるようになった、自分を責めなくなったともおっしゃいます。

このTCスキルを、個人セッションとの両輪で広めていきたいと思うに至った次第です。

※この個人セッションはあくまでオプションです。
御本人が「何を感じてもOKの自分になっていきたい」と変化を願っている事が必須です。

(参考:セッションをお引き受けできないケース

Pradoのコミュニケーション研修の概要(フルバージョン4日間の場合)

1日7h(昼食休憩含まず、約1.5hごとに15分間の休憩あり)×4日

1日目 《核となるコミュニケーション技術》

  • 目標設定
  • ラポール形成
  • 自分の状態を整える
  • 問題の所有者

2日目《他者の問題解決を援助する技術》

  • 会話の障害物
  • 傾注
  • 開かれた質問
  • 反映的傾聴

3日目《健全な自己主張の技術》

  • 私メッセージ
  • ツーステップ(私メッセージと反映的傾聴を組み合わせる)
  • パートナーシップの枠組み

4日目《葛藤の解決》

  • ニーズの対立
  • 価値観の対立
  • 影響
  • コンサルティングスキル

4日間のフルバージョンを完了した場合は、受講生の皆様に国際NLP協会のTransforming Communication認定証を発行します。

4日間フルバージョンを導入することが難しい場合は、カスタマイズさせて頂きます。
但し、中心スキルとなる反映的傾聴と私メッセージをお伝えさせて頂くにあたって、最低限2日間の日程は必要となります。

料金

《研修》

1日あたり40万円(税別)
交通費・宿泊費別途(京阪神以遠の場合は前泊となります)

事前打ち合わせの際、1時間につき10800円(税込)の相談料をお現金にて申し受けます。
御社との契約書を交わした後、この相談料は研修費用に組み込まれます。

《個人セッション》

1回2時間 2万円(税別)
人数×回数のセッション料金を申し受けます。
複数回のセッションが必要となる場合もあります。
2~4回を目安とお考えくださいませ。

個人セッションは、研修の翌日の場合は対面可、もしくはスカイプにて行う事も出来ます。

お問い合わせ

以下のフォームより送信下さいませ。

研修担当者様との事前打ち合わせをさせて頂きます。
貴社・弊社双方の合意の上、契約書の交換をさせて頂きます。