自尊感情を高めるワーク

人生が上手く行く質問・上手く行かない質問

人生が上手く行かなくなる三つの質問

人生が中々上手く行かない時、人は大抵以下の三つの質問を自分にしています。

Why?クエスチョン「何故~~なのだろう?

例「何故私は(あの人は)こんなに~~(否定的な言葉)なのだろう?」
「何故いつも上手く行かないのだろう?」
「何故~~してくれないのだろう?」

What if? クエスチョン 「もし~だったらどうしよう」

例「もし上手く行かなかったらどうしよう?」
「もし嫌われたらどうしよう?」
「もし馬鹿にされたらどうしよう?」

Yes/No クエスチョン

例「上手く行くだろうか?」
「彼は私を愛してくれるだろうか?」
「馬鹿にされないだろうか?」

人間の脳は意味付けをしたがるので、Why?クエスチョンが出てきてしまいますし、また「期待を裏切られたときに落胆しないための『保険』」としてWhat if?クエスチョンやYes/No クエスチョンをしてしまいがちです。
しかし残念ながらこれらの質問は、ポジティブな変化を不可能にしてしまい、結果ネガティブな選択を自分にさせてしまいます。

⇒「きっと上手く行かないだろう」
⇒「きっとまた馬鹿にされるだろう」
⇒「きっと愛してくれないだろう」

そしてこの暗示を繰り返し、自分の潜在意識に自分で刷り込んでしまいます。
潜在意識に刷り込まれたことが実現されてしまうので

「ほらね、やっぱり私はいつも上手く行かない/馬鹿にされる/嫌われる」

というネガティブなセルフイメージを強化してしまいます。結果自尊感情が低下するという悪循環にはまり込んでしまいます。

(注:これらの質問は「心の状態や人のあり方に対してする質問」としては役に立ちません。システムや業務の、トラブルの原因解明や、対策を立てる時などには勿論必要な質問です)

人生が上手く行く質問とは

もし、人生を好転させたいのであれば、まずは「望まないもの(問題)ではなく、望むもの(目標)は何か?」を自分に問いかけ、それを明確にした後、

How can I~?(どのようにしたらできるか?)

例「どのようにしたら上手く行くだろう?」
「どのようにしたら尊重されるだろう?」
「どのようにしたら愛されるだろう?」

もしくは

What can I~?(なにができるか?)
例「上手く行くために私が出来ることは何だろう?」
「尊重されるために私が出来ることは何だろう?」
「愛されるために私が出来ることは何だろう?」

と自分に質問してみると効果的です。
すぐに答えが出て来なくても構いません。
潜在意識は必ずしも言葉でその答えをくれるとは限らず、人生に起きる出来事、誰かとの出会いで答えてくれることもあります。

宝塚歌劇団・北翔海莉さんが自分にし続けたたったひとつの質問

宝塚歌劇団の星組のトップスターになった北翔海莉さんは、宝塚音楽学校を受験した時は全くの記念受験で、社会科見学のつもりだったそうです。

思いがけず合格したものの、他の生徒は幼いころからバレエ、日舞、声楽等をみっちりやってきているのに、北翔さんは何もできず、成績は40人中40番でした。
毎日泣きながら練習していたそうです。

北翔さんは後にトップスターになった時のインタビューで、こう答えています。

「私は劣等生でしたので、どのようにしたらショースターになれるかを考えて勉強しました」

北翔さんは入団18年目という超遅咲きでトップスターに就任しました。

北翔さんは「どうして私はこんなに出来ないのだろう」「もしショースターになれなかったらどうしよう」「ショースターになれるだろうか」という質問は自分から取り除き、「どのようにしたらショースターになれるか」という質問だけを自分にし続けたのでしょう。

その結果、長い紆余曲折を経て、ついにトップスターの座を射止めたのだろうと思います。