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人は意味によって生きる「夜と霧」ヴィクター・フランクル

ヴィクター・フランクルの永遠の名著「夜と霧」。この本が私の信念のベースとなっています。

第二次大戦中のナチスドイツによるユダヤ人強制収容所に、若き精神科医フランクルは収容されました。
そして、フランクルは発見します。生き延びたのは、若い人でも体が頑健な人でもなく、あの地獄の生活に意味を見出した者だけだったことを。
それが表題にある「人は意味によって生きる」です。

私はこの仕事の勉強をする前、「終わったことにくよくよ」「起きても無いことを心配する」日々で、心のエネルギーを無駄に消耗させていました。今から思うと、本当に愚かなことをしていたな、と思います。
それは、困ったこと嫌なことをただただ怖れていたためでしょう。
全てその苦難は、自分だけが気づける「意味」を運んできてくれていたのだ、そしてその「意味」を受け取らない限り、何度でも同じような苦難は起きるのだ、と今はわかります。
そして、今すぐにはその「意味」がわからないこともある。10年たってようやくわかることもある。ただ、「この経験はきっと私が学ぶべき意味がある」と舵を切っておくだけで、いつか必ずその「意味」に辿り着けるのだと。
これが腑に落ちない限り、どんなに「今、ここ」を生きようとしても、過ぎ去ったことにくよくよし、起きるかどうかわからない未来のことにびくびくすることはやめられません。

どんな苦難も、必ず意味があって起こること。
リソースにできない苦難はやって来ない、そして勿論時には周囲の人の助けを借りながらでも、リソースにできる自分を知っている。
このことが、心の底からつかめてこそ

「もはやこの世には神よりほかに恐れるものはない」(「夜と霧」より)

を日々生きることができるのだと堅く信じています。