生きづらい貴方へ

「いい人でなくていいんだよ」と言われるとほっとするのなら

「いい人」が「都合のいい人」になっていたら

もし貴方が「いい人」をやめたい・・・と感じていたら、感じたことがあったなら、それはどこか無理をしているサインです。

「いい人」はわがままを言わないし、気持ちが優しいし、頼みごとは聞いてくれます。
そして「わあ、○○さんっていい人ね、本当にありがとう」などと言われるとつい嬉しくなるものです。

しかし世の中、「人の善意につけこむ」人も決して少なくありません。

「あの人はめったなことで怒ったり文句を言ったりしないから、振り回して『自分が優位になった気持ち』を味わってみたい」人はいわゆる「いい人」をカモにしようとします。
また厄介なことに、これは無意識でやっていることなので自覚がなく、何度でも繰り返します。

自分の善意が利用されたことに気づくと、深く傷つく・・・こうしたことはもうやめたい、と思う貴方への「考えるヒント」です。

「いい子」でいたら愛してもらえる、子供の切なさ

どんな子供も、親からの愛情と承認を得たいと切ないほどに願っています。愛情と承認を糧にして子供は生きていきます。
そして「どうすれば親に認めてもらえるか」を無意識のうちに学習します。

明るい子だったら、優しい子だったら、勉強が良く出来たら、そして「いい子」だったら・・・

そしてこの信念も、親がその親から引き継いだ「こうすれば認めてもらえる」の連鎖であることも非常に多いです。

「いい子でいれば、愛してもらえる、認めてもらえる、この家に置いてもらえる」
子供にとって愛されず、認められず、そして家に置いてもらえないことは、即ち「死んでしまうこと」です。

だからこそ、逆から言えば「いい子でいなければ、愛されない、認めてもらえない、この家に置いてもらえない・・・!」の思い込みを知らず知らずのうちに、潜在意識に刷り込んでしまうのです。
これが大人になっても私たちを縛り続けてしまいます。自ら解除しない限り。

親自身も「いい親でなければ!」と自分を縛ってしまうことも

親自身も「いい親」であろうとする、それを自分に課して縛ってしまうことがあります。

人はあるがままの自分を受け止め、自分で自分を大切にする力が弱いと、「相手(子供や他人)が何を感じ考えているか」ではなく、「相手に自分がどう映っているか」に焦点が当たりがちです。

相手という鏡に「いい親」「いい人」の自分が映っているかどうかに躍起になり、肝心の「相手の気持ち」が置き去りにされてしまいます。
子供が「自分の理想の『いい子』」として振舞ってくれると、子供という鏡に「いい親の自分」が映り、安心します。

認められたい、安心したい欲求は誰しもあるもの、その欲求自体はあって当然ですが、自尊感情が低いと健全な形で発揮されなくなります。

親も一生懸命なのは確かなのですが、一生懸命さは時として客観的な判断を奪うこともあります。

大人は自己承認も自己責任のうち

子供は親や周囲の大人から、無条件に愛され、認められていいのです。それが子供の特権です。
子供が望む形で、健全な愛情と承認を浴びるようにもらって育った子供は、何にもまして幸福です。しかし「自分が望む形で、浴びるようにもらった」人は、百万人に一人もいないのではないか、と思われます。

親は良かれと思って注いだ愛情が、子供は受け取れていなかった、ということは決して少なくありません。

子供は「ピンクのフリフリのワンピースがほしい!」と思っていても、親が「ジーパンとTシャツの方が子供のためだ」としていたら、子供は「ピンクのワンピースを買ってもらえない私は、愛されていないんだ!」と思い込んでしまう、そんなことが起こっています。

この場合、親も子供を愛していなかったわけではありませし、どちらが悪い、という類のことではありません。

ですからこの世のほとんどの人は成人後、「自分で自分を認め、愛していく作業」が必要になります。

つまり自分を客観視し、「自分は何を大事に生き、何を積み重ねたか」を把握する作業です。ただし、これを習慣化できている人は非常に少ないです。当Pradoのセラピー・セッションでは、数多くこれを行っています。

勿論恋人や配偶者や友人から、認められ、愛されることは素晴らしいことです。

しかし皮肉なことに、「自分を認め、愛する」ことができない人は、他人からどんなに認められ愛されても受け取れません。もらってももらっても「まだ足りない」状態に自らをとどめてしまいます。

「構ってちゃん」「構わせてちゃん」は自己承認ができていない結果でもあるのです。

「自分の価値観・信念に沿って生きている」実感が自分の支えに

能力や実績や評価で、自分を承認していては、それらがなくなった途端に承認できなくなってしまいます。
重い病気や障害で寝たきりの生活をしている人でも、自己承認が出来ている人はいます。

それは日々、「自分の価値観・信念に沿って生きている」実感があればこそです。

自分のミス、エラーで相手を傷つけ怒らせた時は、私たちは謝ることが出来ます。
しかし自分の信念の結果であれば「わかりました、あなたの言う通りにします」と言うことはできません。相手の言い分に耳を傾けることはできたとしても。

だからこそ、他人が自分をどう思うかより遥かに、「自分が何を大事に生きているのか」が自分を支えます。

自尊感情を高める7つの習慣⑥ 価値観を明確にする

「『いい子でなくてもいいんだよ』と言ってもらいたい」が本音なら

誰かに「あなたっていい人ね」と言われるよりも、「いい人、いい子でなくてもいいんだよ」と言われる方がホッとする、と感じられたら、それが貴方の本音、潜在意識が求めていることです。

そして誰かに言ってもらえるのをじっと待っていられるほど、時はゆっくり流れません。
待っている間にまた貴方を「カモにする」人が現れないとも限らないからです。

誰にとっても「いい人」はこの世にいません。

「いい子でなくてもいいんだよ」と自分を受け入れつつ、不適切な行動化を避けられる、この二つのバランスが取れた人が自尊感情の高い、成熟した大人だと言えるでしょう。

無料ステップメール「自分を大切にする7日間のレッスン」

自尊感情を高めるとは、自分を大切にすることと言い換えても良いでしょう。
「でも、具体的に何から始めたらいいの・・・?」の声にお応えして7日間のレッスンにまとめました。

《レッスンの一例》

● 体の声は心の声・体の状態に耳を傾ける
● 望まない人間関係に心の中で「No」を言う
● 「今・ここ」を生きるための自分への質問

Pradoの心理セラピー・セッションでお伝えしている内容を含んでいます。

どんな自分も否定せず、そのまま見て、耳を傾けることで「生きやすさ」は増していきます。
自分を大切にすることで、打たれ強く、柔軟で、ぶれない心を・・・!

 

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